最善をつくし、誠実な診療の提供
むし歯予防、
矯正・ インプラントに燃える医療法人 熊本
けやき通り歯科医院ブロエモンです。
さかのぼる事7〜8年前、私がけやき通り歯科医院で働き始めて3年ほどたった頃の話です。
その日、歯が痛いという主訴の男性が来院されました。中国出身という彼は、カタコトの日本語でなんとか会話ができる状況でした。
「痛いからこの歯を抜いてくれ」
前歯でした。
レントゲンの診断まで終えた院長は、神経の治療をすれば、この歯はまだ抜く必要はない。
抜歯をしない方針を説明しました。
ところが、やっぱり患者さんは「抜いてほしい」なぜなら、この歯が
痛いから。
そこで、ホワイトボードを持ち出した院長。
歯のイラストと漢字(中国人だったのでok)を交えながら、熱心に説明をはじめました。
神経の治療や適切な処置をすれば、痛みはなくなること。
歯を抜くのは簡単ですが、抜いてしまってはもう元に戻す事はできません。
ましてや抜く必要のない歯なのです(今回の場合)。
患者さんの希望と、歯科医師の診断の結果が食い違う
院長の説明(思い)、どこまで理解してもらえたのか?
どうせ言葉が通じないから・・と投げ出さず、そして根気よく説明する院長。このやり取りをみながら私が気づいたのは、
院長って
誠実な診療をする先生なんだな〜と(←気づくの遅すぎ!?笑)
患者さんにどこまで伝わったのか分かりませんが、それ以来、姿をみることはありませんでした。
さて先日、歯科恐怖症の女性が来院されました。「イイトコロ、ダッタヨ〜」と言って、彼女のご主人が当院を紹介して下さったそうです。
そう、なんとこのご主人、前述した男性のことだったのです
当院を「良い所だった」と表し奥さんを紹介して下さるとは(しかも7年前のこと)・・・院長の思いが伝わっていたんですね。
この恐怖症の奥さん、診療を終え受付で「ミンナ、ヤサシカッタヨ。コワクナカッタヨ〜」と、にっこり。とっても喜んでもらえたようで、私たちもとても嬉しかったです。
これからも当院は、誠実な診療を提供し、患者さんに喜ばれる医院づくりを目指します。
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