テレビ熊本でけやき通り歯科医院の託児が取り上げられました。
こんにちは。矯正 インプラントに燃える熊本の歯医者
けやき通り歯科医院の院長西村です。
8日間の研修を終え帰ってきましたが、この長い休診期間の間に、テレビ熊本の報道番組ピュアピュアで、けやき通り歯科医院の託児施設(キッズルーム)が取り上げられました。
撮影は緊張して、インタビューを受けたお母様達の方がしっかり受け答えをしていると言われる始末でしたが、無事放映されほっとしています。いつもにもまして予約の電話が鳴りっぱなしで、いろんな出会いに感謝しています。
さて、けやき通り歯科医院で託児施設を造ったきっかけですが・・・
けやき通り歯科医院は平成10年にこの田迎で開院しました。
来年2月おかげさまで開院10周年を迎えます。
託児施設を造って、5年ほどになります。
以前より小さい子どもさんとお母様という親子で通う歯科医院というスタイルでしたが、子どもさんが小さい場合、診療スタッフがお世話をしたり、それが無理な場合、お母様のおなかの上でお母様は治療を受けながら、という形が多かったのです。しかしながら動いて危なかったり、中のスタッフの手が足りなかったりと言うことで、思い切って保育士の雇用に踏み切りました。
もう一つ大きな理由があります。妊娠中にむし歯が進行したり、歯周病が進行したりすることは経験上からも分かっていましたが、小さい子どもさんをお持ちの方はなかなか治療を継続的に受けることが難しく、遠くの有料託児施設をわざわざ利用される方もいらっしゃるほどでした。そして、2002年、2005年とわたくし院長が行ったフィンランドトゥルク大学のむし歯予防研修でも、子どもさんのむし歯を防ぐもっとも効果的な方法はお母さんの予防処置だと言うことを学びました。それは、虫歯菌の大きな感染の窓が、1歳半から3歳の間に開くからです。その時期の前、理想的には妊娠中からお母さんのむし歯予防をしっかりして、むし歯の原因菌のミュータンス菌を少なくすることが非常に重要だったのです。
保育士の雇用をすることで多くのお母様がお見えになり感謝の言葉を多く頂き、非常に私どももありがたく思っています。また託児施設の副産物として、子どもが予防や治療に怖がらずにスムーズに入れることがあります。
そして、もう一つ。当院でもスタッフが結婚、出産を何人かしていますが、結婚出産後も働いてもらいたい、本人も働きたいというケースで、子どもさんが小さい時期に保育士がみながらスタッフは働くこともできる点です。仕事を何年も離れると復職するのが難しいです。うちとしても今の素晴らしいスタッフに働き続けてもらうのは非常にありがたいです。限られた期間で、しかも十分にはまだできていませんが、当院自慢の素晴らしいスタッフにこれからも働き続けてもらうためにもできる限りサポートしたいと思っています。
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